金属床へのコンフォート加工は可能ですか?
金属床義歯におけるコンフォート加工の利用も可能です。ただし、金属とコンフォートシリコーンとの間にレジンを一層介在させての加工となります。
特に上顎の金属床、FDにおいて全面コンフォート加工を施した場合、義歯に厚みが出ることや熱伝導の利点が損なわれます。そのような症例においては、口蓋はメタルタッチ、スケルトン部にコンフォート加工とし金属床とコンフォート加工との利点をいずれも生かすことが可能です。
さらに、義歯後縁部をレジンタッチにすることが可能なため、チェアサイドでの調整も可能です。