1.上下の全顎光学印象を採得ください

• ・上下の全顎光学印象は、必ず全顎データをお送りください。（片側データの場合、上下のかみ合わせ情報が不足するため）。
• ・ハレーションによるデータ不備を防ぐため、口腔内の補綴物周辺（特に鉤歯の隣接部）へはスキャンパウダーを使用してスキャンすることをお勧めします。
• ・欠損部粘膜のスキャン時には、頬を引っ張り粘膜は通法通り風乾してスキャン下さい。
• ・特に、鉤歯隣接部・及び鉤歯下の粘膜面（樹脂アーム部）までしっかりスキャンされているかご確認ください。

スキャン漏れ・データの欠けがないかご確認下さい。欠けている場合は再スキャンしたものをお送り下さい。

鉤歯のデータ欠けあり

再スキャン後

スキャン範囲は、鉤歯下の粘膜面（樹脂アーム部）までしっかり採得ください。

• 遊離端症例はとれるだけとってください
• 舌側：深く広く（舌を圧排）
• 頬側：口唇をひっぱり（齦頬移行部を超える範囲）

スキャンパウダー使用のメリット

2.バイトを採得してください

バイトデータは、左右側のデータをお送りください。
（左右側臼歯部、又は左右側臼歯部＋前歯部）

※片側のみのバイトデータの場合、正しいかみ合わせ位置へのマッチングが不確かとなります。
※必ず左右臼歯部は別々にスキャンしてください。
連続して臼歯部～臼歯部へスキャンしたバイトデータでは歯列が歪んでいるため、正確なバイトデータが得られません。

咬合面の貫通等のバイトのずれがないかご確認下さい。

バイトデータは、歯牙の植立が悪い動揺歯のケースや残存歯が少ないケースでは、必要以上に強く咬合させてしまうと、歯牙の位置が変位した場所でのバイト情報となり、スキャンデータとマッチングされた際、データ上で一部の歯牙が貫通した状態となる場合がございます。患者様に過度な強さで咬合しないようご指示をお願いします。

3. 上記1・2のデータをご確認下さい

4.専用WEB指示フォームに技工指示をご入力下さい。

下記フォームより指示内容をご入力下さい。

臨床のご発注はこちら

1・2のSTLデータをアップロード又はクラウド受け渡しを選択し、製造データのご指示をお願いします。

5.送信後、ご発注内容控えメールが届きますので、指示書控えとして保管ください

6.当社にて内容確認後、3Dプリント模型を作製し従来法で技工物を製造します